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消費活動は生産活動にはかなわない 生産活動の主なる目的は他者と付き合うことに他ならない

戸田智弘さんの「続・働く理由」を読んで

 

福田恆存(ふくだつねあり)という評論家をご存知でしょうか

知ったかぶりをする訳ではありません

自分もまったく知らなかったのです

 

この本の中で出会いました

ja.wikipedia.org

この方のこの言葉の内容に注目しました

 

人間は生産を通じてでなければ附合(つきな)へない

消費は人を孤獨(こどく)に陥(おとしい)れる

 

 言葉が古く漢字も古く読み方さえ、よくわからない

 

しかし、解説を読み解くと非常に興味深い

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例えを、家の中の夫婦で表している

 

女房が亭主のために着物を仕立てる

亭主はその着物を着る

 

この関係は女房が作る人

亭主が着る人

 

この関係は女房と亭主は”着物”を通じて付き合っていると

言えます。損得の考えてしまうと、女房は作らされて損をした

という考えがありがちである。

 

しかし、消費が目的で生産が手段というような現代の考えは

それにあってはいる。

 

ここで生産活動消費活動を深堀をして考察してみている

 

生産活動とは、他者のと距離感、相互性、継続性という点で

様々な人たちと関わることになる。それに対し消費活動という

ものはせいぜい、使う、購入するなどのお付き合い程度に

しかない

 

生産活動なるものは、他者と付き合うことと定義づけている

 

消費をするだけでは人は孤独になってしまう、と論じて

いる理由です

 

人間は社会の中で評価受けながら生きていく動物であるが故に

消費だけでなく生産をする活動が生きている限り必要になる

 

人生において年老いて消費だけの人生では孤独になっていく

ことも納得がゆく

 

なお、福田恆存(ふくだつねあり)さんの、この内容を書いた

本「消費ブームを論ず」というものが探しましたが見つかりませんでした

 

続 働く理由

戸田 智弘 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008年12月
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